川崎市市民文化局地域安全推進課から以下の注意が出ています。
■ キャッシュカードすり替え型の手口が急増中!
川崎市内の令和2年6月末現在のオレオレ詐欺をはじめとした特殊詐欺の認知状況は、発生が185件、被害総額が約2億6,000万円でした。
現在急増しているキャッシュカードを窃取する手口は、
「あなたのキャッシュカードが不正に利用されている。」
「詐欺グループを捕まえたら、あなたの口座から現金が引き出されている。」
などと電話で申し向け、その後、銀行協会等の職員をかたって自宅に赴き、用意した封筒にキャッシュカードを入れさせ、
「封をして保管してください。」
「封印をするので印鑑が必要です。」
などと言って、被害者が印鑑を取りに行った隙に、あらかじめ用意していたポイントカード等とキャッシュカードをすり替えたり、封筒ごとすり替えるものです。
銀行協会等の職員が自宅に赴き、キャッシュカードの保管をお願いすることはありません。
犯人は、特別定額給付金、新型コロナウイルス、携帯電話の紛失、警察官を騙る、東京オリンピック、災害復興支援、年金情報流出などのさまざまな嘘を使い、架空請求はがき、ショートメッセージサービス(SMS)などのツール(道具)を使って市民を騙します。
犯人の言動に惑わされることなく、事実を確認し、単独で判断せず家族や警察に相談し、詐欺から身を守りましょう。
~防犯ポイント~
〇 電話で「お金、ATM、キャッシュカード、暗証番号」と言われたら詐欺です。家族や警察に相談しましょう。
〇 「携帯電話の番号が変わった」(「しばらく電話が使えない」などと言ってくる場合もあります。)と言われたら、元の番号に電話して、必ず本人と確認を取りましょう。
~対策~
〇 「留守番電話機能」を常時設定し、不審な電話には直接出ない。
〇 「迷惑電話防止機器」の設置
(着信音が鳴る前に相手に「この電話は録音されます」と警告する機能有)
〇 「迷惑電話防止機能付き固定電話」の設置
(電話機に警告メッセージを流したり、迷惑電話をブロックする機能有)
〇 「電話会社の振り込め詐欺対策サービス」
(登録していない番号からかかってきた電話を家族に転送するサービス)
最近のコメント